こんにちは、ひやしあめ先生、サクマです。
最近、この冒頭の大喜利(?)を考えるのに一番時間がかかってます。
今回は乳業業界からの参戦、毎日牛乳(日本酪農協同)さんのひやしあめのご紹介です!
毎日牛乳「毎日冷しあめ」の概要!
毎日牛乳は日本酪農協同株式会社さんの商標です。
日本酪農協同株式会社は大阪市浪速区に本社を置く牛乳及び乳製品メーカーで、西日本を中心に活躍されています。
ひやしあめは本当にいろいろな業界の会社がお取扱いされていますね。
各業界からそれぞれの持ち味を生かしたひやしあめが出てくるので、愛好家としては嬉しい限りです。
毎日牛乳さんは、特に朝の牛乳宅配については大きなシェアを持っており、大阪や西日本の皆様を、それこそ「毎日」元気に支えてくれています。
そんな毎日牛乳さんのひやしあめはメロディアンさんと同様の紙パックタイプ。
200mlの飲みきりタイプから1Lタイプまで、ニーズに合わせたサイズが用意されています。
パッケージにはレトロなお茶屋さんのイラストと、「冷しあめ」「おいしいひやしあめ」の文字。
1つの面に2つも「ひやしあめ」の文字が・・・と思いきや、よく見ると茶屋のイラストにも「冷しあめ」の文字がたくさんあります。
シンプルに「ひやしあめ」の文字だけのものが多い中、非常に押しの強いパッケージですね。私は結構好きです。
直撃!毎日牛乳「毎日冷しあめ」の原材料と成分!
チャキチャキいきますよー!
原材料!
メロディアンさんと同じく、異性化糖が使われていますね。
気になるのは麦芽です。
麦芽水飴ではなく、麦芽そのもの。
さすがに麦芽の粉末を水に溶かしてるとは考えにくいですし、乾燥した麦芽を粉砕して、麦芽自身のデンプンを酵素で糖化させたもの、ということでしょう。
減圧濃縮する前のモルトエキス、要は麦汁ですね。
水飴が入っていないので、これも「厳密に言えばひやしあめ風飲料なのでは?」という意見があがってきそうですが、当ブログではひやしあめとしてご紹介します。
カロリーは控えめ。
とはいえ、異性化糖は麦芽糖と違い、消化されずにすぐに吸収されるので、急激な血糖値上昇など、注意が必要です。
毎日牛乳「毎日冷しあめ」を飲んでみた!
コップに注ぐと、まるでビールのように透き通った黄色をしています。
ビールも麦芽を糖化・濾過した麦汁から、煮沸、発酵を経て完成するので、納得です。
麦芽の香ばしい香りや異性化糖の少しフルーティーな甘い香りが強いです。
逆に生姜の香りは「いわれてみれば生姜かな…?」くらいで、主張は弱めです。
味の方も、麦芽の味わいが前面にでてきており、それが異性化糖とあわさり独特の甘みがあります。
さらさらとした飲み口で、強めの甘みがくるのは最初だけで、数秒で舌の上からスッと引いていきます。
ただ、麦芽の香ばしい風味だけは長く残り、素朴な甘さが広がります。
この後味は麦芽コーヒーのそれに少し似ています。
ピリッとした生姜の刺激を強く感じることはほとんどなく、甘さの裏に少し感じる程度。
全体的には丸くやわらかな味です。
生姜の清涼感や水飴のコクというよりも、麦の風味を楽しむひやしあめと言えるでしょう。
麦芽飲料が好きな方は特にハマる味かと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
毎日牛乳の「毎日冷しあめ」は他のひやしあめとは違った切り口、麦の風味をしっかり味わえるひやしあめです。
生姜や異性化糖の強い味が麦芽でマイルドになっているため、ストレートタイプの中でもかなりやわらかい飲み口です。
余談ですが、牛乳を入れて最もコーンフレークを食べた後にお皿に残ったミルクに近い味になるのがこのひやしあめです。
200mlであれば気軽に飲める量ですので、一度ためしてみてはいかがでしょうか。
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