こんにちは、ひやしあめ愛好家、サクマです。
これから2~3回に分けて、『自家製ひやしあめをつくる』シリーズを書いていきたいと思います。
今回は、ひやしあめの材料の一つ、麦芽水飴のご紹介です!
麦芽水飴を作ろう!
用意するもの
- 糯米
- 乾燥麦芽
これだけです!
最終的には、某農業アイドル番組のように糯米や大麦からこだわりたいですが、今回はお試しということで、糯米は近所のスーパーで、乾燥麦芽はネット通販でサクッと購入しました。
分量については、今回は糯米4合、麦芽100g程度にしました。
糯米の量は出来上がりの量に関わりますが、麦芽については目分量でも特に大きな問題は無いと思います。
器具は、フードプロセッサー、温度計、保温機能のある炊飯器があると捗ります。
①乾燥麦芽を粗挽きする
あまり細かくしすぎると、最後に濾すときに上手くいかず、出来上がりが濁ってしまうので注意です!
フードプロセッサーがあると一瞬で済みますが、ちょうど故障中で使えなかったため今回はミルで地道に砕きました。
腕がパンパンになったので、素直に文明の利器に頼るのがいいと思います。。。
②糯米をお粥状になるまで炊く
糯米を洗って、3~4倍の水で炊きます。
粘りがでてきて、トロトロのお粥状になったら火を止めて少し冷まします。
③砕いた乾燥麦芽をお粥に投入し保温する
①で砕いた麦芽を投入して攪拌させます。
トロトロだったお粥が化学反応でシャバシャバになります。なかなか感動的です。
そして、麦芽酵素が最も活発になる60℃程度に温度を保ったまま8時間ほど待ちます。
60度より高すぎると酵素の働きが鈍くなり、逆に低すぎると雑菌などが入ってしまうため、温度管理には気を使いましょう。
保温機能のある炊飯器があるとかなり楽です。
ただ、蓋を閉じてしまうと温度が上がりすぎる場合があります。
その場合は蓋を開けたまま、上にガーゼやアルミホイルなどを被せて保温すると良いです。
実は炊飯器に全部入りきらなかったので、一部は普通の鍋でも保温しました。
蓋をしてアルミホイルとタオルで包んでなるべく熱が逃げないようにして、1時間おきくらいに温度をチェック。
温度が下がっていたらその都度中火で温めなおしてました。夜中だったのでかなりきつかった。
炊飯器などがあるならそちらを使うのが良いですね。。
④手ぬぐいなどで濾しとり、ひたすら煮詰める
一度ざるに濾してから、さらに手ぬぐいなどで何回か濾します。
ここで目の粗いものを使ったり、乾燥麦芽を細かくしすぎていると、砕いた麦芽を取り切れず、出来上がりが濁ってしまうそうです。
濾し終わったら鍋に入れて、最初は中火で温めて、煮立ってきたら弱火でじっくりと煮詰めていきます。
火を強くしたままちょっと目を離すと吹きこぼれてしまい、ガスコンロだと飴が固まって大惨事になるので、要注意です(経験者は語る)
とろみがついてきたら洗った瓶などの容器に移して粗熱を取ったら完成です!
まとめ
今回は麦芽水飴を作ってみましたが、「手順は簡単だけど時間がかかる」といった感じでした。
とにかく手持ちの器具で手間が大きく変わるので、フードプロセッサーと保温できるものは必須に近いです!
味はとてもやわらかくふっくらとした甘さで、そのまま食べてもおいしかったです。
いろんな使い道があるとは思いますが、私はすべてひやしあめに使う予定です!
保温する部分の温度管理さえしっかりしていれば、分量などはそこまで神経質になる必要は無さそうです。
トロトロのお粥が麦芽を入れたとたんシャバシャバになったり、煮詰めていくにつれてまたトロトロになったり、その変化にささやかな幸せを感じることができます(私だけ?)
時間のある休日などに気分転換ついでに作ってみてはいかがでしょうか?
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