こんにちは、サクマです。
そういえば以前書き始めていた「自家製ひやしあめ」シリーズを完結していなかったと思い、続きを書いていこうと思います。
実際に作ったのは、昨年の9月のことなので、当時のメモや写真を見ながらになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
ひやしあめを作ろう!
用意するもの
- 前回作った自家製麦芽水飴
- 生姜(今回は新ショウガをつかってみました)
- お好みで粗糖など
生姜と麦芽水飴の比率を1:1にしました!
糖類は、今回はいろいろ比べるために甜菜糖、黒糖、三温糖の三種類用意しました。
最初に言っておきます、この分量で失敗しました。
作る際は生姜の分量を半分くらいにして、粗糖などで味を調えながら作った方がいいと思います。
①ショウガをひたすらすりおろして搾る
この時点で「ちょっと多いんじゃないかな…?」と不安になりつつも、まぁ新ショウガだし、というよくわからない理由で続行。
②生姜の搾り粕を煮て、濾した煮汁に麦芽水飴を入れる
余すところなく生姜を入れるべきだろうと思い、搾り粕からも生姜エキスをしっかりもらいます。
200mlの水に搾り粕をいれて一煮立ちさせて、繊維が入らないように煮汁を濾します。
そこに麦芽水飴を入れて、ゆっくりと攪拌させます。
③糖類を比べるため、3つの器に分けて、それぞれ入れて冷やす
今回は味を比べてみようということで、分けてから糖を入れました。
それぞれスプーン3杯分くらいで、溶けるまでよくかき混ぜました。
このままだと熱々なので、しばらく置いて粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして完成です!
飲んでみた!…がしかし
冷えたので早速飲んでみたのですが
一口目からめっちゃ辛い
どうにも生姜の比率が高すぎたようで、とんでもない辛い飲み物となってしまいました。
通常、市販されているひやしあめを「濃厚な甘さの中にピリリと生姜の風味」と説明するならば、今回できたものはその真逆
「刺すような生姜の辛みの中にほ~んのり甘み」レベルでした。
もちろん、糖類の飲み比べなどやっている場合ではなく、この激辛ひやしあめをどうにか飲みやすくできないか試行錯誤することに…。
作戦1:とりあえずお湯&麦芽水飴追加
3つを1つの容器にまとめて、お湯で希薄化した後、麦芽水飴を追加してみました。
が……駄目っ……!
辛さが収まる気配は一向にありません。
作戦2:生姜風味バスターのスペシャリスト、ハチミツ大先生緊急登板
参道商店さんや、するがやさん、京都飲料さんから私は学んでいる…
ハチミツ入りのひやしあめは、生姜感が薄れる・・・!
頼みますよ大先生!!!
・・・
・・・
大先生、敢え無く撃沈
つ、強すぎる・・・。
作戦3:いっそカクテルにしてしまおう!
味の調整だけでは限界があったので、お酒の力を借りました。
再現性皆無なので、汎用的なカクテルレシピとしては不成立ですが、テキーラを入れて炭酸水で割りました。
とにかく強烈な生姜の辛みは、同じく植物由来の癖のあるテキーラならい感じに中和してくれるのではないかという目論見。
結果は・・・
・・・
・・・
神のドリンクが完成した
飲んだことはありませんが、テキーラとジンジャーエールで、テキーラ・ホッパーというカクテルがあるらしいのですが、恐らくそれに近い味になったのかな?と思います。
テキーラの癖のある風味も、生姜の激辛もほどよくなってて、非常に飲みやすかったです。
まぁ2度と作れる自信はないので、今回限りになりますが、「辛口ひやしあめにはテキーラ」という点が分かったのは収穫です。
まとめ
生姜が多すぎた
これに尽きますね。
生姜の風味こそひやしあめの醍醐味だろう!と張り切り過ぎました。
別の日に、生姜の量を半分にして、多めに甜菜糖を入れたものを作りましたが、「まぁまぁ辛口」と言える範囲内のひやしあめが無事できました。
なんでもトライ&エラーでやってみるものですね。
ひとまずは初回チャレンジ分ということで、一区切りとなりますが、今後もオリジナルひやしあめの研究は続けていき、「これだ!」というものがあればまたこちらで紹介させていただきます。
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