こんにちは、サクマです。
更新頻度をあげたことで、それなりに来訪者さんも増えているようで、もっともっと頑張っていかねばと使命感に燃えています。
やはり何事も継続することが大事ですね。
今回は、京都の老舗京飴屋さん、大文字飴本舗さんの「ひやしあめ・あめ湯」をご紹介します。
大文字飴本舗「ひやしあめ・あめ湯」の概要!
株式会社大文字飴本舗は、京都市右京区にある京飴屋さんで、創業は大正10年(1921年)の老舗です。
お恥ずかしながら、実店舗の方にはまだお伺いしたことがないのですが、西大路通りの道路沿いにある趣のある建物です。
定番のカラフルな京飴をはじめ、季節の飴や水飴など、多くの商品を製造・販売されています。
そんな大文字飴本舗さんの「ひやしあめ・あめ湯」は3倍希釈の濃縮タイプ。
薄黄色のラベルに「ひやしあめ」の文字だけのシンプルな装い。
実は、大文字飴本舗さんのひやしあめラベルには「あめ湯」バージョンもあります。
「ひやしあめ・あめ湯」を同じパッケージの表裏で用意されているメーカーというと、サンガリアさんや京都飲料さんなどがありましたが
全くの別ラベルをご用意されているのは、大文字飴本舗さんだけではないでしょうか。
大文字飴本舗「ひやしあめ・あめ湯」の原材料と成分!
まずは気になる原材料!
写真へたくそでちょっとぼやけてますが、水飴、砂糖、生姜、蜂蜜、ですね。
順序や内容そのものは、するがやさんのものと同じです。
とはいえ、少し比率を変えるだけで味わいも変わるのがひやしあめなので、味まで全く同じとは限りません。
ただ、蜂蜜入りなので、これまでの傾向から生姜の刺激は控えめになりそう。
続いては成分。
・・・むむっ?
これは200mlあたりの成分ですが、すべての値を1/2にし、100mlあたりにした場合、タンパク質と脂質以外、するがやさんのものと全く同じ、になりますね…。
なかなか珍しい偶然ですが、果たして味も一緒になるのでしょうか…。
大文字飴本舗「ひやしあめ・あめ湯」を飲んでみた!
流石に今回は緊張しました。
と、言いますのも、今回の大文字飴本舗さんやするがやさんをはじめ、参道商店さんや北尾さんなど、京都の多くのひやしあめの製造元は「新食工業株式会社」さんとなっています。
こちらの会社は、主に各種清涼飲料 、シロップ、 調味料等の 瓶詰・ペット詰・レトルトパウチ加工・商品開発をされている会社です。
また、オリジナル製品も多数製造販売されており、その中に「ひやしあめ」もあります(また別の記事で紹介します)
これまで、製造元が「新食工業」さんとなっている各種ひやしあめは、原材料こそ似通っているものの、成分表などに明らかな差異があったため、あくまで瓶詰めなどの工程をこちらで行っているだけで、レシピはそれぞれ別のもの、だとすぐにわかりました。
しかし、今回はほとんど全く同じ原材料と成分…。
「まさか、中身の製造ラインは同じで、ラベルだけ違うのか…?」
と、一抹の不安を抱え、飲んでみました。
色合いは濁り気味のスモーキーな感じ。
生姜の刺すような臭いはほとんどなく、甘い匂いのなかにほんのりと香る程度。
コテあま系の中でも濃厚な甘さで、一口目から、しっかりとした甘さがやってきます。
最初からじんわりと溶けるように広がるのではなく、一度カッっと上顎の方に当たってから、その後口の中に広がる感じ。
飲み口がやや硬い(と表現するのが果たして正しいのかはわかりませんが)このファーストコンタクトの部分が、ゆっくりと舌を包み込むような、するがやさんのものと大きく違うと感じました。
また、飲んだ後、喉の方に甘さが残るのも、するがやさんにはあまりなかった特徴です。
あくまで想像にすぎませんが、甘さがストレートな分、恐らく砂糖の分量がこっちの方が少し多い?のかなと思います。
真相はわかりませんが、私個人の所見としては、この2つのひやしあめ全く別のものだと感じました。
とにかく濃厚な甘さが印象的で、生姜の風味は控えめ。
この辺りはやっぱり蜂蜜の効果かもしれませんね。
まとめ
大文字飴本舗さんのひやしあめは、濃厚な甘さが特徴!
蜂蜜入りひやしあめの例に漏れず、生姜感は控えめです!
しっかりとした甘みのあるコテあま系ひやしあめなので、ウイスキーと合わせて“あめスキー”にすると、甘さがアルコールの辛さをしっかりと打ち消してくれて、とても美味しいのでおススメです!
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