こんにちは、ひやしあめ血中濃度がヤバい値になってそうな男、サクマです。
今回は京都祇園で祇園小石さんの「ひやしあめ」をご紹介しようと思います。
祇園小石「祇園ひやしあめ」の基本情報!
祇園小石さんは、京都市に本社をおく京飴屋さんです。
屋号を冠した看板商品「祇園小石」をはじめ、月々限定の「祇園飴歳時記」など、色鮮やかで多様な京飴の数々は、一度見たら忘れられません。
八坂神社からほどなく歩いた本店では、店舗に茶房が併設されており、かき氷や和パフェ、あんみつなど、京都の甘味を楽しむことが出来ます。
そんな祇園小石さんの「祇園ひやしあめ」がこちら。
(私の撮影技術がアレな所為で暗く映っていますが・・・)
そのパッケージは、京飴に負けず劣らず、とても美しい。
ややオレンジがかったその色にはムラがなく均一です。
スモーキーとでも言うのでしょうか、澄んで透き通っているわけではないけれど、決して濁り淀んでいるわけでもなく、吸い込まれるような深みがあります。
また、直線と曲線が混ざった瓶の形状が、その美しさを一層引き立てています。
初めて写真でこのひやしあめを見たときに一目惚れして、思わず車を飛ばして店頭に買いにいったくらい、お気に入りです。
直撃!祇園小石「祇園ひやしあめ」の原材料と成分!
原材料や成分に関しては至って平均的な「ひやしあめ」といったところです。
麦芽水飴に砂糖、蜂蜜、生姜。
ひやしあめの原料としてはよくある組み合わせですね。
成分表もこれといって特筆するようなことはなく、希釈タイプのひやしあめとしては平均的です。
そう、私は完全に油断していました。
見た目だけでは判断できないということを今まで散々経験し、そのたびに驚き、心を躍らせてきたというのに。
原材料と成分表を見て「よくある感じのひやしあめかな~?」と高を括っていました。
そして実際に飲んでみてド肝を抜かされることになります。
祇園小石「祇園ひやしあめ」を飲んでみた!
「お召し上がり方」通りに3倍希釈です!
希釈後も多少色が薄くはなりますが、滲んでしまうことはなく、原液と変わらない美しい色合い。
コップに注ぐと、いつものようにひやしあめの優しい甘い香りが・・・しません。
漂ってくるのは、少し鼻にツンとしつつも瑞々しい、生姜の香り。
スウィートでもフルーティでもなく、スパイシー。
味の方も、生姜が強めの辛口。
飲み始めから後味に至るまで、生姜が存在感をしっかりと保ち、ピリピリと舌を刺激します。
確かに生姜は強いですが、もちろんただの生姜汁とは一線を画しています。
辛みの奥に感じる水飴のほのかな甘みや、サラサラではなくコッテリとした飲み口は、紛うことなくひやしあめのそれです。
このひやしあめを初めて飲んだ時は「そうきたかぁ~!」と驚愕した覚えがあります。
“希釈タイプは、まずコッテリとした甘さがきて、後味に生姜の爽やかさ“
そんな私の固定観念を見事に吹っ飛ばしてくれました。
辛口ですので、お子様向けというよりは、「ちょっと大人の」ひやしあめ。ですかね。
まとめ
いかかでしたでしょうか。
祇園小石さんの「祇園ひやしあめ」は、そのカタログスペックからは誰も想像もできないような、とても個性的なひやしあめでした。
疑問に残るのは、同じような原材料で何故ここまで味に差が出るのか、という点です。生姜の品種なのか、はたまたひやしあめ自体の製法なのか・・・謎は深まるばかりです。
ハッキリとした味で、他の味に埋もれることがあまり無いので、カクテルに用いても個性が活かせます!
私自身も何本かストックしていたのですが、カクテルで酷使しすぎて在庫の減りが恐ろしく速い・・・。
希釈タイプには珍しい、キリッと辛口のひやしあめ、一度試してみてはいかがでしょうか?
最後に、例によって宣伝ですが、祇園小石さんは公式のオンラインストアがございます。
ここで紹介したひやしあめはもちろん、色とりどりの京飴やお菓子、ギフトセット等をたくさんお取り扱いされています。
ご興味があれば是非ともご覧いただければと思います。
コメント