こんにちは、サクマです。
もうすぐ「日本ひやしあめ協会(仮称)」の会長を名乗ることとなりますが、誇らしい反面、スペシャリストとしてもっともっと深くひやしあめを理解していかなければならないなと、身の引き締まる思いでいっぱいです。
今回は、大阪市城東区、鷹雅堂(ようがどう)さんのひやしあめのご紹介です!
鷹雅堂「濃縮ひやしあめ」の概要!
株式会社鷹雅堂は大阪市城東区にある国産唐辛子屋さんです。
あんこやお惣菜に続いて、唐辛子屋さんとは…。驚きもありますが、裏を返せばどんな業界からでも参入ができるひやしあめの間口の広さの表れと捉えることもできますね!
生姜と麦芽水飴さえあれば誰でも作れるお手軽な飲み物ですので、もっともっといろんな方が製造されるような世の中になればいいなと思います!
鷹雅堂さんは多くの国産唐辛子の品種をお取り扱いされており、また近年ではスイーツ事業なども手掛けていらっしゃいます。
地方の伝統農産物の味の継承にとても力を入れていらっしゃり、「関西の伝統飲料」を保全・普及しようという私の理念と重なる部分もあり、シンパシーを感じずにはいられませんね。
そんな鷹雅堂さんのひやしあめは、4倍希釈の濃縮タイプ。
瓶の形といい、「大阪」と地名が書いてあるのといい、どことなくいえん堂さんに似ていますね。
鷹雅堂「濃縮ひやしあめ」の原材料!
原材料いってみよう!
蜂蜜はひやしあめの準レギュラー感あります。
いえん堂さんをはじめ、京都のメーカーさんではかなりよく見る組み合わせですが、大阪では初かもしれません。
成分表に関しては、どこにも記載がなかったため割愛します。
鷹雅堂「濃縮ひやしあめ」を飲んでみた!
4倍希釈でいただきます。
前回のいえん堂さんのひやしあめもだいぶ透き通っていましたが、こちらも負けず劣らずクリアな感じ。
トロトロ感はほとんどなくて、サラサラとしたジュースのような飲み口。
味の方は、やわらかくてかなりあっさりとした甘さが少しやってきた後に、喉にカッとした生姜の風味がやってきます。
祇園小石さんや呑多呂商店さんのような前線に張ってくるスパイシーさとはまた違った、生姜の強い刺激を楽しむことができます。
原材料からも見て取れるように、いえん堂さんのひやしあめにかなり近い味わいですが、こちらの方が甘さがあっさりとしていて、その分辛さがはっきりしている印象です。
そのあたりも、やはり香辛料の製造販売をされている鷹雅堂さんならではなのかもしれません。
ひやしあめにしてはだいぶ甘さが抑えられている方なので、お茶の代わりにご飯の時に飲んでもいいくらい、飲みやすいです。
まとめ
鷹雅堂さんのひやしあめは、甘さ控えめで後に来る生姜の刺激が癖になる、ピリ辛系ひやしあめ!
ピリリとした後味が毎回口の中をリセットしてくれるので、甘さが全くくどくなく、お茶の代わりに飲んでいけるくらいの飲みやすさ!
あっさりとした甘さに対して、辛みがしっかりしているので、炭酸をいれてジンジャーエールにしたり、ジンやウォッカなどと合わせたドライ系カクテルにするがおすすめです!
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