こんにちは。日本ひやしあめ協会会長(自称)サクマです。いつか自称じゃなくなる日を夢見て今日も普及活動頑張ります。
今回は創業から150年以上、日本一の黒豆製造業者である北尾商事さんの「ひやしあめ」について書いていこうと思います。
北尾商事「ひやしあめ」の基本情報!
北尾商事株式会社は、京都市下京区に本社をおく会社で、京都丹波産「新丹波黒」を使った黒豆をはじめとした、黒豆・小豆・砂糖製品を製造、販売されています。
文久2年(1862年)の創業から、長きにわたり京の食文化を支えてきた老舗です。
そんな北尾商事さんのひやしあめ、シンプルなパッケージにひやしあめの文字。
写真では少し見切れていますが、「米あめ使用」と書かれていますね。
米あめについては後でまた詳しく書きます。
直撃!北尾商事「ひやしあめ」の原材料と成分
それでは、見ていきましょう。
パッケージにも書かれていた米あめがありますね。
米あめというのは、文字通りお米のデンプンから作られた水飴のことです。
麦芽水飴との違いですが、麦芽水飴はあくまでも麦芽の酵素によってデンプンを加水分解したものであり、そのデンプンは米であるとは限りません。
現に、北尾商事さんの商品には「米あめ」と「麦芽水飴」の二つがあります。
米あめの原材料は米であるのに対し、麦芽水飴の原材料は甘藷澱粉、つまりサツマイモです。
- 米あめ → 米のデンプンを分解したもの
- 麦芽水飴→ 麦芽の酵素でデンプンを分解したもの
ということですね。
もちろん、お米を麦芽酵素で分解すればどちらの条件も満たせますし、どちらが良い、というものでもありません。
そして驚きなのが成分表!
200mlあたり、なななんと249kcal!
3倍希釈用だと考えると、希釈後は100mlあたり40kcal程度ということになります。
これまで見てきた中でもかなり低カロリー!
これが「米あめ」によるものなのかはわかりません。
ですが、今後調査する価値ありです!
北尾商事「ひやしあめ」を飲んでみた!
やってきましたお楽しみタイム!
見た目は少し白みがある琥珀色です。
味の方は、とにかく米の甘みがすごい。
白米をずっと咀嚼していると感じるあの味です。
一口目から、「どうだ!これが米あめだ!」とでも言わんばかりに口いっぱいに広がります。
飲み口はコッテリ甘々。
蜂蜜のおかげでしょうか、トロッとした甘さが舌から喉へと絡みつきます。
そして、一呼吸置いてから、喉の奥の方からショウガの風味がふわり。
正直、最初はお米の甘さが少しクドく感じました。
ですが、飲み終わってみたらあら不思議、口に残るのは、ほのかな甘みと少しの清涼感だけ。
そしてまた「あの味」が恋しくなり、一口、また一口と飲み進めてしまいます。
ゴクゴクと一気に飲むと言うより、ゆったりとお米の味を感じながら飲む、そんなひやしあめです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
北尾商事さんのひやしあめは、「米あめ使用」を売りにするそのパッケージに偽りなく、お米本来の甘さを心ゆくまで堪能できるひやしあめです。
暑い日が続く昨今、このひやしあめを飲んで、日本人の愛するお米の味をゆっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか。
北尾商事さんは通販サイトも出店されています。
全国どこからでも「ひやしあめ」や「米あめ」「麦芽水飴」をお取り寄せすることができるのは嬉しいですね!
もちろん、北尾商事さんの十八番、「新丹波黒」を使った黒豆もお買い求め出来ますので、是非ともご覧ください!
「米あめ」と「麦芽水飴」それぞれを使ってご自宅でひやしあめを作ってみて、味を比べてみるのも面白いかもしれませんね!
時間に余裕が出来たら試してご紹介できればと思います!
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